金メッキの喜平ネックレスの色落ちの防ぎ方

安く買えるフェイクアクセサリーは地金が安価な鉛、ニッケル、銅などが使われていて、その表面に数ミクロンという薄さで14金メッキが施されて写真のような金色の輝きを出しています。

その薄さからちょっとした皮脂汚れの付着などでも早い段階で表面のメッキが取れて地金が出てきます。

写真の左側から、半年ほどそのまま着用して何も対策せずに身につけた喜平ネックレス。地金は銀色で磁石にくっつくのを確認したのでニッケルです。

真ん中は1ヶ月ほど何も対策をせず身につけた喜平ネックレスです。多少黒ずんできてちょっとネックレスとしてつけるのはなんだかな、といった色合いになってきています。

右側は同じく1ヶ月身に付けた喜平ネックレスです。ただし身に付けた日は終了時に泡石鹸で汗や皮脂を洗い流し、ヒーターで水分を乾燥させてから手を触れないよう布やタオルなどで巻いて保管したもの。これをすることでかなり金メッキの寿命が伸びます。汗や皮脂が原因で剥がれるんです。

購入者の方は、メッキのフェイクアクセサリーを1日が終わった時にこのように汗と皮脂を石鹸で洗い流して保管、これを忘れずにすることで長く、金色の輝きが続きますので、必ずやってほしいです。

他の手段はないの?

毎回洗うのは面倒なんですが、他にもやはりフェイクアクセサリーを取り扱ってるストアなので、使えそうなものをいろいろ試してみました。結果としてほぼダメで、洗うのが一番長持ちする、という結果になりました。

液体ガラスコーティング

撥水液

透明マニキュア

透明レジン

などを試しました。レジンは固まってしまうので、動かないネックレスのトップをコーティングする、なんかの用途に絞れば直接触れないのでずっと色落ちせず使えそうです。ネックレスのチェーンになると、鎖が動くのでレジンは使えません。コチコチに固まった状態でまで身に付けたくはないです。

他、液体ガラス、撥水液、マニキュア、も試してみたのですがどれも色落ちし出したのでダメでした。2重、3重、と重ねても肌に触れているうちに表面に施したコーティングが剥がれてしまうんですね。

再メッキする

これも可能です。

でも金メッキを施すにはいくら薄くメッキするといっても14金がある程度必要になってきます。14金というのはメッキをする分量だけなら数円分ですがたいていある程度まとまった量を買うことになります。それにメッキ処理の知識が必要になるのである程度自己学習が要ります。

金色にこだわらなければ、地金のニッケルが剥き出しになったままにする、でも銀色をしているので気にしないならそれでも良さそうです。

アルマイトを使ってゴールドの色にする方法もあります。ですがアルマイトのゴールドは貴金属の輝きではないのでジュエリーにするとちょっと不満がある仕上がりになりそうです。

こういった点から、けっこう本気で自分でメッキしてやろう、という方でないとハードルも高く、現実的ではないのがわかります。

リペア業者に出すのは

一応選択肢の一つとして、ただもちろんリペアはお安くはなく、フェイクアクセサリーを買った値段の10本分以上はかかると考えて間違い無いです。となるとフェイクアクセサリーは色落ちしたら買い替える、が現実的な手段です。

思い出の品、だとかであればそれだけの価値があればリペア業者に出すのもありと思います。

まとめ

このようにいろいろ試してめんどくささや、金額の面を考慮して一番現実的でお金をかけず、誰にでもできる方法として泡石鹸で汗と皮脂を落として布やタオルで保管、になりました。

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