今時Amazonを使えば簡単に満足度の高い商品やサービスが受けられるのにE-commerceのソフトウェアを使って自社ドメインで運用をしようと思ったのかについてブログで解説して見ます。
結論から 「実店舗で実物を見て安いインターネットで物を買う」をしたいためです。
Amazonに限らず楽天だとかフリマサイトなど複数個もショッピングモールとして事業者登録をして出品すれば割と容易く売上が出るのです。
小規模事業者にとって楽です。
気にした方がいいと思ってるのは、15年くらい前でしょうか、その頃からヤフオクなどのオークションが流行り出していわゆる電子商取引が活発になってきたのですが、そのころは大体3%、出品料が1件10円だったと思いました。
他のショッピングモールも何個も出てきてFC2だとか全部無料、なんていうのもあったりしましたが、売れないからか途中で消えてしまいましたね。
2020年現在は、ほとんどの大手フリマやショッピングモールは10%〜15%の販売手数料、Amazonに至っては25%くらい、FBAを使うと1ヶ月のトータルで60%くらい引かれる時もあります。すると、昔と比べると全体的に販売手数料がえらい高くなってる。と毎月計算してると出てきて。いやいや、ほとんど手数料がっちりなのはAmazonだけで、10%だろうが自己発送で利用料は当然かかるものなので、あんまりトータルで見ても高くないと思うわけです。
FBAがやたら手数料が高い。メルカリも高い。
とは感じているのですね。より良い環境を用意しようと思ったらだんだん高くなっていくのは自然なのですが。
Amazonに出せば割高な価格でも売れるような客層ですが、手数料も高いので、電子商取引が流行り始めていた頃に言われていた、「実店舗で実物を見て安いインターネットで物を買う」といったことが難しい状態になっています。
これでは実店舗と大して変わらない、むしろ割高になっているインターネットの商品は売れにくいのです。
ショッピングモールに登録して出品して売っていくのは、Amazonや楽天だとかの企業イメージを借りてAmazonだからみんな買う、だから手数料も払う形式なのです。実体は中小企業や個人が売っているので、Amazonブランドが無ければ同じことをしても買わないでしょう。
と思っているんですが、実際そうです。
知名度の問題もあると思います。基本的には知らない会社や人から物を買ったりしないのが普通です。中小規模の事業者が自社サイトを立ち上げても知り合いくらいしか見にこないだとかよくあることです。
自社サイトに力を入れている理由
Amazonなどのショッピングモール形式のところは手数料も高いですが、広告宣伝を全てやってくれるので、自社のノウハウとして宣伝の力がつかない。経営能力として広告宣伝、顧客とのコミュニケーションというのはキャッシュフローを管理する次に大事なことに位置付けられていて、それを蓄積したいといった自社の都合もあります。
zencartなどのE-commerceソフトウェアだとレンタルサーバー代以外にかからない。Paypalを使えばクレジットカード機能の代用として使えますが4%くらいは手数料かかりますが。基本は販売手数料は0です。
10%〜30%はかかる手数料がかからない分をお客様還元で割引ができるようになり、ネット通販本来の間接費や運営コストが低いから商品価格を安くできる、が実現できます。
運用コストが低い分、人を多く雇い、大型店舗をもった店舗では実現できない価格帯が出せると思っています。
自社サイトである以上Amazonなどに出品すると勝手に売れていくといった状態にはなりにくいため、独自に集客をする必要があります。これで有料の広告費をかけ過ぎれば逆に高くついてしまい結果赤字になってしまった、では本末転倒でやる意味がなくなってしまいますので、あまりお金をかけずに集客することを模索して最終的にお客様に価格を安くして提供する、を目指していく方針です。